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おすすめ映画「ひゃくはち」について

「20代最後の夏だね」

夢の中で、女の子にそう言われて気が付きました。

僕に青春時代はあったのだろうか?

 

 

「ひゃくはち」

 

Vシネ界の帝王竹内力率いるリキプロ制作の、筋金入りのスポ根映画。

タイトルも、ずばり野球のボールの縫い目の数から来てます。

 

ただ、観たことがないようなタイプの野球映画でした。

甲子園常連の名門高校の補欠選手の仲良し二人組が主人公です。

数年前に観たのですが、忘れられないので、ここで紹介します。

 

 

もし夏の終わりに熱い映画を観たいという方がいたら是非!

と太鼓判を押したい。

 

観たことがないというのは単に自分の映画の知識量が無いからかもしれませんが、

でも、ここまで描いていいのだろうかというくらい

高校野球の裏側を描いてることに驚きましたよ。

 

フィクションですけどその凄くリアルで説得力のある世界に見えて

ホントに小さなことでワクワクドキドキしますね。

 

例えば、テレビのドラマじゃおそらくNGであろう高校生の喫煙シーン(不良という設定でなく大人も黙認してる日常描写として出てきます)や、

スポーツ紙記者への情報提供と彼らとの交流、

また女子大生との合コンではっちゃける姿や、

スター選手の記者会見で握力の凄さを見せるのに電話帳を破るんですけど他の選手にやらせてたりっていうシーン

…もうこれでもかというくらい高校野球界の汚いところを

しっかり描いた上でのスポ根なので、

ホントにこの子たちは現実の世界にいるような気がする!

と思って、ベンチ入りを目指すとか、敵の偵察をしてサインを見破ろうとするとか

普通の野球映画では地味すぎてスポットを浴びることがないであろう

補欠選手の青春に涙してしまいました。

 

この映画は小規模な映画でしたが、後に「宇宙兄弟」に抜擢された森義隆の手腕もあってか、設定や話はものすごい地味ですが

間延びしてる印象は全くありませんでした!!!

 

僕に青春はあったのか?結局それは分かりませんが、

この映画を、ふと思い出しました。

126分

 

販売元: ジェネオン エンタテインメント

 

DVD発売日: 2009/01/23

 

出演: 斎藤嘉樹, 中村蒼, 市川由衣, 高良健吾, 北条隆博

 

監督: 森義隆

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